お客様は祟り神でいらっしゃいますか?

2015/05/22, 09:00

■またカミの話してる
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「お客様は神様です。」

というフレーズがあります。

歌手の三波春夫が産んだ(広めた?)言葉です。
しかし、私が今更言うまでもなく、誤用や悪用をされているのが現状。
これについては、オフィシャルサイトでも解説をしていたり。
当ブログでも、過去にちらっと取り上げたような記憶。

悪意ある者を揶揄する枕詞的用法も増えていますが、
いまいちど改めて噛み締めたい、この言葉。

 「お客様は神様です。」

PSO2で考えれば、私達ユーザーが神様、ということになります。
神様は神様でも、もしかして…?が、今日のお話。
■神様ではあります
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記事タイトルがヤマオー山王のディフェンス並にアグレッシヴでありますが、
神様とひとくちに言っても、色々な神様がいるのはご存知のとおり。
とにかくちゃんやら富やらをくれる神様がいるかと思えば、
なんかもーどうでもいいやーって災いばっかりもたらす神様がいたり。
マガツくんはどっちだろう。キューブいっぱいくれるし。
あたりを踏まえての、

 「お客様は神様です。」

うむ。
自分はどっちの神様かな?
福神様だろうか、祟り神だろうか?

PSO2における善悪の判断基準を考えてみましょう。
課金額は、間違いなく最大評価される部分でしょうね。
こうしてブログやSNSで楽しみを広めていたり、提案供給しているのも高評価でしょう。
ゲーム内で交流を熱心にしている=盛り上げているのも、同様に思います。
ニコ生を視聴したり、提携雑誌を購入したり、アンケートに答えたり、も◎でしょう。
私個人を振り返ってみると、課金は結構な額をしています。
ブログやSNSも活用しているし、なんだかんだイベントの企画などもしていますね。
ニコ生は見ていないけれど、アンケート系はそこそこ。

総合してみれば、プラスのほうが勝るように思います。
思いますが、


自分で言うことじゃない。
自分で言っちゃえば、祟り神とおんなじだ。



___
上掲の三波春夫オフィシャルサイトでは、この言葉の真意に触れています。
本人の弁として、

 「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、
 心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。
 ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。
 また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。
 だからお客様は絶対者、神様なのです。」


であると。
この心構えは、芸能や接客において、非常に重要な姿勢であると言えます。
お客としてお店や場に伺ったとき、

 「聞かせてやってるんだ」
 「見せてやってるんだ」
 「作ってやってるんだ」
 「提供してやってるんだ」

がカケラでも見えたら、萎えちゃいますよね。
そんな驕りは決して表に出してはいけないし、大元の質にも翳りが出るものです。
これらを戒めるためとして、演者・応接側が銘ずるのは、良いこと。

日本のみならず世界中で、神へ奉納するものとして、歌や踊りは発展してきました。
神を相手に芸事を披露するわけですから、そりゃあ真剣にならざるを得ません。
下手をうてば、相手は神様なのですから、何があるかわかったもんじゃない。
全力投球の一所懸命、天岩戸を前にしたアメノウズメの気持ち。常に初陣

問題は、この言葉を曲解し、

 「私はお客様、神様なのよ!」

客本人が横柄で傲慢な態度を取ること。
先程のような、自らが福神だと言わんばかりの振る舞いはもちろん、
もしかして私って上客?のような自惚れもアウト。アウトオブバウンズ。
ミスをした人間が「誰しも間違いはある」なんて言えばビックリされるでしょうし、
パンを盗った人間が「人間は許せる生き物」なんて言えばはかた号です。
これらと同様、自分で言って良いことではないのです。
立場を弁えないとネ。
一言で言えば、おまいう(おまえが言うな)
何様のつもりなのだ。神様のつもりなのだ。



■やおよろず
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そして、客だけが神様でもありません。
PSO2、ひいてはオンラインゲームの実態は、むしろ運営側が神様
と言えば、神様にも善悪ある、がすっと把握できる方もいそうですネ。
そして運営は我々同様に神様ながら、お客様ではありません。
運営という名を頂く神のポジションは、単純に

 「この神を信仰するか否か?」

に行き着きます。
わかりやすく書けば、

 「このゲームを続けるか否か?」

ですね。
信仰の自由はあります。
つきあってらんないよとなれば、改宗は簡単。アンインストールするだけです。
運営は信仰して貰う=プレイを続けてもらうため、私達の顔色を伺い、機嫌をとっているのです。
目的は、私達の懐。供物は、オラクルという世界。

300万IDを突破し、総キャラクター数では八百万を越えていそうな、PSO2。
ヤオヨロズのキャラクターの土台となる、PSO2。
そのPSO2で生きて蠢く私達は、運営にとって神様に相違ありません。
ありませんが、果たして忌み嫌われるようなプレイヤーになってはいまいか?
運営にとってだけでなく、プレイヤー同士にとっても。



■一気に畳む
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運営に媚び諂う必要は全くありません。
けれど、過度な期待や、常軌を逸した誹謗はよろしくない。
そーいうのが常態化すれば、よろしくない神様になってしまいます。

プレイヤー同士でも、過剰な気遣いは無用です。
けれど、傍若無人に過ぎたり、杓子定規に過ぎるのはよろしくない。
画面の向こうにいるのは仲間であり、同じく神様なのですから。

善悪の判断はそう簡単でありませんけれどね。
片方には善、もう片方には悪、なんてよくあることです。
そう考えれば、祟り神として生きるのも悪くないけれど、
自分が納得できる姿かたちであることが何より、でしょうね。



___
…うーむ、少し歯抜けがあるような記事になってしまいました。
また折を見ての第二弾を考えてみます!
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