魅力を伝えるって何だろう。

2015/05/30, 09:00

■つたえる
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ここのところの騒動を受け、少し気になっていること。
アークス広報隊という集団が、やろうとしていること。

 「PSO2の楽しさや魅力を伝える。」

ひとくちにそう言ってしまうけれど、これってなかなか、難しいと思うのです。
まして、能動的にアプローチをかけていくのならば、より難易度が高いと思うのです。
そう容易に、だれしもができるものではないと思うのです。
思うのですけれど、
それこそ今回の公式を含めた、大勢の皆さんが目標あるいは指針に掲げていたりする。
もちろん、目標は目標に過ぎないといえば過ぎません。
ざっくりとしながらも聞こえはいいからこそ、すぐ使われちゃう感はあります。

野球やるからには甲子園目指します、みたいな。
居酒屋に入ったらとりあえずビール、みたいな。
ブログやるからには魅力を伝えます、みたいな。

でも私は、野球は甲子園が全てではないと思っています。
開幕ビールよりは焼酎とかのほうがうれしいです。
という中で、今日は、魅力を伝えること、について。
特に、こうしたブログやSNSを用いたやり方について。
■光陰矢の如し
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単純に、楽しんでいる姿を見せるだけなら、そこまで難しくはないはず。
今日はこんなことがありました!この前はこんなことをしました!
今はこういうことをしています!こんな風に遊んでます!
を書いていくだけで、概ね充分です。
ブログやSNSで、これに該当するところはたくさんありますよね。
ここ弐挺拳銃も、

 「ヤスミノコフ9000Mは良いもんやなぁ…」

は、一貫して書いています。
でも、ブログという、外に向けて発信する形ではあるものの、
ヤスミの素晴らしさを伝えたい!の意図は持っていません。
見た人がそれぞれ勝手に感じたり受けとればええよ、です。
…というスタンスは、以前(1年半前)にも書いた。
 → ブログを書くということ(長文)

しかし、中にはそうでない人もいる。
この楽しさを知って欲しい!こういう遊びを体験してほしい!
の優先順位が高い人もいる。
ぼくにはとてもできない。

だって、たいへんじゃん。(素
伝えたいのなら、自分からどんどん前に出ていかないといけないわけです。
同業他社とのパイの奪い合いなわけです。
…なんて書けば、ちょっと殺伐とした感覚も芽生えかねませんし、
後ろに引っ込んで小ぢんまりと行うのも手ではありますが、
それくらいの熱量と気合い、言うなれば覚悟がなければ、伝わりません。
そっかーへーあなたってすごいねー楽しい人ねー、で終わりです。
受け取って貰えない。

もっとも、その評価で満足するのもアリといえばアリですが、
楽しさを伝えるつもりで、自分を伝えて満足している状況。
それはそれで気持ちいいけれど、妥協に過ぎやしまいか。
あるいは、目標を軽んじ過ぎてはいまいか。
もうちょっと、伝えたかったものを、主役にしてあげられまいか。



■もやもや
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ならば、どうすればいいのか。
自分ではなく、自分の中にあるこの楽しさや魅力を伝えたいのに、
自分どまりになってしまう現状を、いかにして打破するのか。

と考えたとき、伝えたい!という感覚がアカン気がしてきました。
…根底からひっくり返った感はありますけども。
すべてではなく、感覚に委ねてしまうのがアカンのです。
感覚ではなく、もっと理詰めに、フォーカスして、ピントを絞って、
センテンスごとに切り離して、簡潔かつインパクトがあるように。
どんな魅力をどのように伝えたいか。
つまり、

 × PSO2の魅力を発信したい
 ○ PSO2の「キャラクリの」魅力を「アクセサリ等とあわせて」発信したい
 ○ PSO2の「シンボルアートの」魅力を「交流の中で用いて」発信したい
 ○ PSO2の「アクションゲームの」魅力を「華麗な立ち回りで」発信したい

くらいには、切り分けたのちに突っ込んだ方が、上手に発信できそうと思いました。
逆にいえば、そういったことをせず、全部をPR!というのは、
ちょっと、ぼんやりしてふんわりしちゃいそう。
あるいは、欲張ってあっちこっちに手を伸ばした結果、冗長になったり。
深く知っていて、伝えたい!と思う人ほど、陥りがちですね。
共感が欲しいのか、魅力を伝えたいのか、が曖昧になってしまう。
本当に伝えたいのなら、

 「とっかかり」

で留めるべきに思います。
…そのとっかかりすら過剰にしちゃうのが知識や経験の弊害でもあって、
かえって楽しみを奪い、自ら歩む力を吸い取りかねない点は要注意、ですね。

件の広報隊のような立ち位置なら、また違ってきますけどね。
ああいうのは話題になる、興味を引くことが肝要になります。
そのためには、PSO2本体の魅力どうこうの前に、まず客を呼べる個が求められます。
だからこそ漫才師やHカップやらを前面に出すわけで、
いうなれば、そういった部分がとっかかりになるのです。
他にある手札も含め、この辺りはプロデュース戦略、広報戦略の範疇ですね。



■つたえること
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私達が、ブログやSNSで「広報」に近い働きをしたいのなら…

・伝えたいものを主体に据え、自分は添え物とする。
・何を伝えたいのかを、明文化できるレベルで、自分の中で明確にしておく。
・そのうえで伝えすぎない。


あたりでしょうか!
他にも様々な手法がありましょうが、いちパターンということでひとつ!

商品の営業と似ているけれど、ちょっと違う気もします。
広報隊のお仕事とは、関係自体が異なりますしね。
当然ですがもっとフランクで、繋がり自体が希薄です。
逆にいえば、薄い関係だからこそ、PSO2本体でない部分も取り上げられます。
例えば創作ストーリーや読み物、SSのレタッチ辺りはそうですね。
そのあたりは、公式な広報としてはタッチし辛い面です。

言い換えれば、PSO2そのものの魅力!とするのはいささかきびC。
PSO2というよりは、その行為(創作/製作)自体にフォーカスされがちです。
PSO2の魅力を推したいのか、PSO2を通したその行為の魅力を推したいのか、
PSO2を通したその行為を通して自分の魅力を推したいのか、は明確にしたいところです。
それによって、アプローチや切り口も適切に整える必要がありますからネ。
何事も、伝えたいのなら、明瞭に伝えなければ伝わらないのです!



___
いずれにせよ、広報と呼べるかはさておき、
私やあなたもPSO2を形作り、また外部から見られる存在であります。
肩肘を張る必要はありませんが、傍若無人も宜しくありません。
少なくとも、お天道様に恥ずかしくない振る舞いは心がけたいですね。
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COMMENT

熱中してる様を見せる事のほうが楽しさが伝わったりします。
そういう人は大概、常にすこし不満を抱えてて愚痴ばかり言ってたりする。
逆に良いよ良いよと口に出してる人は
楽しんでるというより楽しいアピールする事自体に別の意図を感じます。
宣伝かな?とかもう飽きてるのかな?とか。
演出ってのはそういうものらしいですね
某アニメ監督いわく、「セリフで説明すんなうそ臭い」と。
2015/05/30(土) 10:15:40 |URL|名無乃権兵衛 #BoRyKgew [EDIT]
◆ななし壱号さん
コメントありがとうございます。
「見せる」も「伝える」の中に含まれてはいますが、
見せれば伝えたことにはならず、なかなか難儀します。
仰られるように、プラスばかり取り上げる姿をアンバランスに感じたり、
逆に、マイナスばかり論うのを好意的に受け止めたり、様々ですよね。
なにをどう演出するか、はよく考えたいところです。
2015/05/31(日) 13:42:55 |URL|松乃雪 #- [EDIT]

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