アヌシザグリとイタギザクリ。

2015/08/28, 09:00

■久しぶりはるこ
sakiori.jpg

以前、ハルコタンの固有名詞はアイヌ語のようだ、と記事にしました。
 → 惑星ハルコタンガンナー説。
黒の領域が先日実装された折、黒の民も複数追加。
そこで少し気になったのが、タイトルの二匹。

アヌシザグリとイタギザクリ。

どちらも後半、「ザグリ」「ザクリ」で似ています。
姿はぜんぜん違うけれど、なんだか気になる。
ということで、調べてみました。
■お服
ケトゥシ

先の記事にありますが、推測される法則に、

 「清音を濁音にしている」

というものがあります。
また、アイヌ語には明確な濁音がなく、現代日本語における鼻濁音(?)が僅かにあるだけ。
つまり、カ行だけは日本語の濁音に対応する可能性を残しつつ考えると…

 「サクリ」
 「サグリ」

のどちらかになるのではないか、と推定されます。
…で、実際にサクリやサグルというアイヌ語があるか?を調べてみた結果、


a. ケトゥシ(上画像のような衣装入れ)の折ったところにつける黒い当て布(→こちら)
b. 麻を裂き織った衣装をサキオリ=サクォリ=サクリ、サグリ(→こちら)
c. 木綿地に黒や紺の木綿布を付けて直線模様にし、その上に刺しゅうを施した着物を
 静内町では「チニンニヌプ」(ときに「サクリ」「イヨサクリ」)と呼びます(→こちら ※pdf)

の3つが有力候補。
つまり、

a = 黒い当て布 = 黒にまつわる何か
b = 麻を裂いた服 = 裂くような動作、あるいは裂かれたかのような姿
c = 刺繍を施したさま

あたりの意味として当てはめられそうです。
ほかにもマタギの言葉(サグリ…クマの肋骨についているうまい肉。また雪をラッセルすること。 )
見つかりましたが、ちょっとベクトルが違う気がするので除外。



■あてはめてみる
ans.jpgイタギザクリ

そして、左がアヌシザグリ。右がイタギザクリ。
「サクリ」の前にあたる3文字は横において、当てはめてみると…

アヌシザグリは、体全面に御札がたくさん貼られていますね。
なんとなく、こう、ごわごわ感があります。麻のような。
そして、黒の民特有の光る刺繍もあります。

…うむ!!
間違いないな!!!!!!


___
いっぽうのイタギザクリ。
刺繍はもちろん、体色も黒。
鎌のような腕は、相手をたやすく引き裂いてしまうでしょう。
こちらは、割と納得できる一致ですね。

また、こちらの「イタギ」は、それっぽい単語も見つかりました。
濁音を清音になおして、「イタキ」とすれば…

4686 itak(所属 itaki) 1.言う、話す、しゃべる 2.言葉、言語

イタギザクリは、今際の際に叫んだり、何かと喋ります。
…他の鬼連中も喋りますけども。
その様子をして、「イタキ」と冠したのかもしれませんね。



■まとめ
pso20150828_041703_042.png

正解の自信は全くありません!
私の調査が間違っている可能性は非常に高いし、
そもそも「そんなこと考えてなかった」の可能性だって十分にあります。
いつか正解が明らかになったとして、
これらの記述が誤りであれば盛大に過去の私を自分でプギャーする用意もあります。

それでも、こうしてああでもないこうでもないと考えるのが楽しいし、
正解不正解ではなく、どうにかこうにかクソ強引な結論を見つけるのが楽しい。

そんな感じで、この記事は以上!
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