弐挺拳銃

あーくすっぽいなにか。

対応型と感想型。

■記事タイトルからして長い
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本日は、以下の記事を拝見して考えたことを書くのこふ。
 → BBS世代とSNS世代の違いから考察する言語認識の根本的違い――ネットに向かって喋る人たち

全文を読んだうえで当記事を読んでいただくのがベストながら、
なにぶん長いため、かいつまんで要点を抜き出します。

・ネット上の文章や発信は「対応型」と「感想型」に大別できる
・「対応型」は推敲を経て発言する、レポートや文通のようなもの
・「感想型」は感じたことをそのまま発言する、会話や電話のようなもの
・ゆえにすれ違いや摩擦が起き、対話が成立しないことがある


本文は、納得できる部分もあり、疑問に思う部分もあり、ではありますが、
抜き出してみると、こんな具合でどうでしょう。
私は、このブログにおいては対応型と言えます。
そのあたりはのちほど。

本題へ入る前に一点!
あちらの記事で使われている、

 「世代」

という分け方は、いささか語弊があるように感じます。
世代という区分けは、いち側面を切り取ったものにすぎず、
ではなぜこのように大きな主語を使ったのかを推察すれば……
なんて行動をするのが、対応型。

世代じゃなくて個性だと思うんだけど、主語大きいよね~、
と、まずはじめに自論が前面へ出てくるのが、感想型。
共感も自論を同調させて行うものですから、感想型といえます。
ただ、筆者さんが対応型だと強く自認するがゆえか、
感想型に対してのフォローがちょっと弱いような……!

そのあたりも後ほど触れるとしまして。
もぞもぞとお話を進めていきます。




■しょうさい
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まずはそれぞれの詳細、お先に対応型から。
要点説明でも書きましたが、

 「投稿する前に"文章"として推敲する」

点は外せません。
推敲を重ねるほど、より"文章"になっていきます。
文章とは、感情や憶測ではなく、見解と事実が優先されます。
あえて感情がよく伝わるように、もありますけれど、今回はさておいて。

文章の内容と精度こそが重要で、対応(反駁)に備えた論理構築が求められます。
受け手はよく吟味し、同様に文章を練り上げてから返信、が一連の流れ。
そのため、言及および明らかにしておくべき前提や共通認識が多数あり、
触れる事柄が増え、結果として文章が長くなります。
相手からの返答や事前情報を受けてであれば、それはもう長くなります。

お次に感想型。
こちらは、

 「レスポンスとテンポ優先のフィーリングトーク」

である点がキモです。
会話は生き物だから、鮮度が大切ですよね。
そこを殺してしまうようなストップはなるべく掛けず、
ぽんぽんとリズムよくやり取りを交わしていくのが肝心。
そのために零れてしまう細かな部分はあるけれど、
どちらがより重要で伝えるべきかは、言うまでもありませんしね。

解釈に時間がかかり、前提の整理が必要な表現ではなく、
気持ちや感覚のキャッチボールが求められるのです。
どこか具体的にかわいいか?は重要じゃないんです。
かわいいかな?かわいいよ!のやりとりが重要なんです。



■解決と共有
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さて、冒頭で書いたように、このブログは対応型です。
書きたいこと、言いたいことを、文章としてアウトプットしています。
さっき使った「ゆえに」なんて、そうそう話し言葉で使わないでしょう?
記事もコメントも推敲し、この接続詞はおかしい、この言い回しはヘンだ、
こうしたらよりわかりやすいかな、と逡巡を繰り返したのち表出します。

……なのですが実は、中の人はすごーく感想型人間です。
読書感想文で表彰されるくらいには感想型です。(関係がない武勇伝
さくーっと読んでぱぱーっと反応して終わり!がらくちん。

そんな私でしたが、しっかりした文章、論理的な記述をできるようになりたい!
と始めたのが日記であったり、このブログだったりするのですね。
上手にできているかの実感はありませんけども!!

"ゆえに"、対応型の勉強をした感想型として、
双方の利点と欠点を体感しています。
それはどのようなものか、といえば……
ざっくりと表現するにあたり、すこしだけ言葉を改変します。

 対応解決型は男性的。
 感想共有型は女性的。


ステレオタイプな言い方ではありますが、そういうことです。
なにか相談を持ちかけたとして、
男性が聞き手の場合、問題を解決しようとなります。
女性が聞き手の場合、その境遇の辛さや困難さへの共感、慰めが主です。
そういうこと。

無論、共感力の高い男性はごまんといるし、
てきぱきと問題を切り分け、解決してすっきりしたい女性も大勢います。
そのあたりはご理解いただければ幸いのこふ。
私は女系家族だったので、共感能力が鍛えられたのだと思います。
つちのこは女系家族。

___
性差に近いモノと考えれば、優劣を決められないことは自明です。
場のルールに則って徹底的な議論をすべきときがあれば、
肩肘張らずに思い思いの発言をするのが良いタイミングもあります。
どちらかしかできない人は、もう片方を貶して優越を図ろうとしますが、
両方できたうえで、使い分けられるのがベストです。

ただ、これまでのインターネット世界において、
テキストは非常に重要度の高いものでした。

BBSやメール等の手段を問わず、やりとりを行う際、
言語情報として記されるのは、あくまでも文章でした。
また、そのやりとりも緩やかなもので、
送受に時間がかかるぶん、一度の量と質を求めたように思います。
インターネットと文章には、大いなる親和性があったのです。
対応型が牽引していた時代、ともいえます。

しかし、近年の技術革新のおかげで、
音声や映像すら、一瞬のうちに送受できるようになりました。
LINEやTwitterをはじめとしたリアルタイムSNSにより、
かつてのチャットシステムを遥かに凌駕した、
インターネット世界でのお喋り感覚を楽しめる時代となったのです。

それにより、わざわざ文章としての体裁を整えずとも、
いやむしろその時間をかけたせいで乗り損ねるくらいなら、
ぱぱっと思いの丈を伝えるほうが合理的です。
となると、文章で投げられるのは重いんですよね。
シチュエーションに対応していこうぜ!
……というかたちで、感想型が台頭をしてきた、と。

そういう面で見れば、紹介記事の"世代"という表現も頷けるものの、
過去にもチャットはありましたし、現在もBBS形式はありますしね。
本気で世代間格差と考えているのではなくて、
話を通りやすく(刺さりやすく)するための選択、だとは思いますけれど!

さておきー。
今後も、技術が発展していくにつれ、
感想共有型が幅を利かせていく(含みのある表現)ことでしょう。

ですがこれからも、テキスト・文章が担う価値はそう変わらないと考えます。
その在り方が、これまでほどに絶対的ではなくなっただけで、ね。
ただただ「連中は論理的じゃない」と切り捨てるのは老害だぜぇ?



■どう付き合うか
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長くなってまいりました。
そろそろ畳む、そのまえに。

対応型と感想型、両方の使い分けがベストと申しましたが、
誰しもがそうできるわけではありません。
私自身、うまくやれている自信はありませんし。

でも、たとえ自分の不得意なスタイルに合わせられずとも、
この記事をここまで読めたあなたなら、
相手がどのようなスタイルなのか、観察することはできるはずです。

そのうえで、折衝を続けることが互いに有益となるのか……
つまり、なんとかやれそうなのか?無理っぽいのか?を見極めて、
いけそうならちょっと歩み寄ってみる、
だめそうならさっくりとおしまいにする、のがたいせつ。
近づきすぎると否定しなければならなくなるから、
噛み合わない相手とは距離をとるのが、最大限の許容です。

お互いのすべてを理解しあう必要はありませんが、
許容できるだけの知識と器量は備えておきたいものですね、
と思うつちのこでしたー。

2 Comments

通りすがり says...""
参考になりますた。
2017.05.08 16:36 | URL | #- [edit]
松乃雪 says...""
◆通りすがりさん
ぃぇーぃ。
2017.05.14 10:50 | URL | #- [edit]

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