弐挺拳銃

あーくすっぽいなにか。

引退したチムメンに話を聞いてみた。 - 急 -

■前書き
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ひとりのアークスが、自らの物語に幕を下ろしました。
これは、彼女が感じた「いま」のおはなし。

___
第壱回 → 引退したチムメンに話を聞いてみた。 - 序 -
第弐回 → 引退したチムメンに話を聞いてみた。 - 破 -

このお話の〆となります第参回です。
移住を決めた直接的なトリガーはなく、ひらたくいえば、

 「小さなことの積み重ねが」
 「気付いたときには大きなものになっていた」

と語ってくれました。
……得てして、そんなときほど意思は固いのかもしれません。
気づかなかった自分の気持ちに気付いたときこそ、
自分が本当にとりたかった行動をできるのですから。

締めくくりは、彼女を通して私が感じたことを書く……前に、
彼女とハムのお話を、もうちょっとだけ。



■急
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「話に夢中で気付かへんかったけど、
 さすがクイックサンドは冒険者がようさんおるな。」


「ここ最近は、特に賑やかですね。」


光のお父さん効果ハム。」


「新人冒険者へのサポートも、見る限りでは盛んな印象です。」

「俺もメンターを取得して、新人指導をしているハム。
 特に初心者でタンククラスは難しいから、
 苦手意識が芽生えないようにしてあげたいハム。」

「タンクは先導役やからね。
 初めてのダンジョンでも先頭をきらなあかん。
 でも、先輩からの助言があれば、気が楽になる。」

「それから、コンテンツ内での進行最優先は悪習だと思うハム。
 風潮自体を変えられなくとも、手の届く範囲は、ハム。」


「えらいハム。」


「はむ。」

「サスタシャで寄り道すると、ケンカを始める海賊NPCとか居るハム。
 そういう"世界"を感じて欲しいハム。」

「うんうん。
 挑戦するコンテンツや難易度の選択もふくめて、
 自分が届く範囲で、見える世界を見てほしいですね。」

「……そろそろええ時間やね。
 おひらき前に、最後いっこだけ。」


「オラクルに居たことで、身についたものはある?」



「俺は最初、人間関係でのトラブルが多かったハム。
 けれど、オラクルで成長できた結果、衝動的な行動が減って、
 ポジティブに考えられるようになったハム。」

「チャットにロビアク、シンボルアート。
 感受性、コミュニケーション能力は伸びる環境やんね。」

「俺はまだオラクルにもいるから、
 両方の経験を大切にしていきたいハム。」

「分からないことは、まず自分で調べるようになりました。
 結果的に、誰かの答えを聞いているのに変わりはないけれど、
 自分から行動できるようになってきた……かな。」

「特殊能力付けとか、頑張っとったもんね。
 あれかて、覚えようとせな覚えられへん。
 そういう積み重ねが、成長に繋がったんやろね。」

「はい。
 自分で行動した結果なら、納得もできます。
 私は、いまの私に納得しています!」

「……それが一等やね。
 二人とも、今日はありがとうございました。」





■まとめ
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チーム弐挺拳銃は、独立独歩のチームハム。
じゃなかった、チームです。

ログインしていても、一緒にクエストへ行くことはほとんどなかったし、
活発なチャットがあったわけでもありませんでした。
無論、皆無ではなかったけれど、チームイベント!定例会!みたいなのとは無縁。
ソロプレイヤーが寄り集まっていただけ、と表現するのが正しいでしょう。
だからこそ、彼女が言っていたような、

 「自分のことは自分で考えて行動する」

の振る舞いを、メンバーそれぞれが実践できているのだと、私は考えます。
おそらく、今回の3本記事は、すべてここに結着するのではないでしょうか。

……今回、お話を伺うにあたり、ほんとは少し聞きづらい、
ちょっぴりうしろめたさもあったことを、おもいきって質問してみました。

 「私がエオルゼア生活をはじめたことは、きっかけになった?」

 「うーん、別に…?」
 「オーディン来るし見てみようと思ったからハム」


 「「でも、楽しそうに遊んでいた姿は、しっかりと覚えているよ」」


……私個人として、いちばん嬉しい言葉でした。
あくまで、決断は当人たち。
だけれど、その判断材料として、過不足なく役に立てたのであれば、
これ以上の喜びはありません。

もちろん、自分で判断した結果、オラクルを選ぶ方も大勢います。
今回の記事群は、あくまで彼女の"いま"の話、なのですから。

___
人のつながりは宝です。
人生においても、オンラインゲームにおいても変わりません。
気の置けない友人に囲まれていれば、仮にゲームが楽しくなかろうと、
ひとまずは、その場は、その時は、楽しく過ごせるものです。
……けれど、本当は楽しめていないのに、

 「みんながいるから」
 「これまで続けてきたから」

と、自分の意思以外を理由に、自らを騙すようになったとき、
宝であったつながりは、自らを縛りあげる枷となります。
それは、悲劇であり、喜劇でもあり。

ただただ願わくば、彼女と同じく、一人でも多くのプレイヤーが、
自らの行く先を自らで決められますように、と思うつちのこなのでしたー。

1 Comments

ローンレンジャー says..."お互いの尊重が大事ハム"
コメントするのはお久しぶりです。いつも読んでます。
弐挺拳銃さんが私の所属チームと非常に似ているので、ちょっとびっくりでした。
それぞれに自分の都合優先で動くことを良しとしているので、一番活発だった頃は、傭兵集団というか、まさにソロの寄せ集めでしたね。
たまに会うといつの間にか装備やOPが更新されていたり、知らないフレンドさんを紹介されたりして、それぞれのペースで冒険しているんだなぁと思ったものです。
しかし、それゆえに、リアルの都合や魅力的なゲームとしての優先順位、ゲーム内でやりたいことなども変わってくると、チームを抜けたり、ゲームを止めたり、ログイン時間が減ったりすることもあります。
ただ、それはすべて自分で決めていることだと信じられるだけのやりとりはしてきましたし、そのことを大事にして欲しいというのが方針でした。
かくいう私も平日は(リアル都合で時間は減りましたが)オラクル、休日はハイデリンという掛け持ちです。
記事を読んで、改めて自分のチームの思い出を振り返ってしまいました。
「本人が楽しそうだからいいか!」という感覚を大切にしたいですね。
思い出話を失礼しました。
これからも、良きオンライン生活を。(*´ω`*)
2017.06.15 09:21 | URL | #- [edit]

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