アイヌ民族ガンナー説

2014/04/15, 09:06

■kamuyikor "Yasminokov".
tengaronainu.jpg

先日より、ヤスミノコフの語源に関する調査をしていた私。
その息抜きというか横道として、双機銃の「イシュライ」シリーズについても調べました。
Twitterをご覧の方には昨日の時点でお伝えしていましたが、どうもアイヌ語っぽい。
いざ調べてみたら、なかなか良い線いってそうな感じではありました。

…もっとも、それなりに自信というか「っぽいかなぁ」はありますが、
あくまで門外漢の適当調査による「たぶんこう?」レベルですので、妄信しないでNe!
そもそも、開発運営側の設定として、このようなものがあるかどうかも不明です。
公式の設定資料集か何かを出してくれたら買うのにー。

というあたりを念頭においていただいて、いってみよう!


---
…の前に、素晴らしい量のアイヌ語を調査・掲載なさっている、富田隆氏に多大なる感謝と賛辞を!
この記事における大部分を、公開されている辞典で調べさせて頂きました。
アイヌ語電子辞書 → http://homepage3.nifty.com/tommy1949/aynudictionary.htm
何かに情熱を注いで取り組む方は本当にカッコイイ。私もこの方のようにありたいものです。
お時間があるときに目を通してみると楽しいですよ!皆さんもお試し下さい。
…といったところで、本題へ!
■矢
まず、イシュライシリーズ共通の特徴としてあげられるのは

・材料が樹木の幹
・その樹が色々大変な来歴の存在


ということ。
イシュライは「圧倒的な年を重ねた」…日本語として違和感も残りますが、とにかく長寿な樹だと。
スルクライは「全ての災厄を引き受けた」樹なのだとか。エクスデスかな?
ホウライは「数多の祝福を受けた」らしいです。愛され系だったんでしょうね。
三種三様な生い立ちの樹たち。そんな彼らを用いて作られたモノこそが、

イシュライ
スルクライ
ホウライ

という、「ライ」で終わる名称の双機銃です。






rarararai.jpg






「ライ」ってなんやろ。

ライが共通なら、イシュ・スルク・ホウもそれぞれ単語であるということ。
前部分とライ、二つの単語で構成される形であるはずです。
…ここで、アイヌ語っぽい?と思った理由は、大樹といえば北海道か屋久島、が私のイメージ。
くわえて「石狩川」が「イシュなんとか」だった記憶があったんです。(北海道旅行か何かで…)
ライについてはこのときはノーイメージでした。
そんな流れから石狩を調べたところ、wikiに書いてあった。→こちら

イ・シカラ・ペッ i-sikar-pet - 回流(曲がりくねった)川(中流のアイヌによる説、
イシ・カラ isi-kar - 美しく・作る(コタンカラカムイ(国作神)が親指で大地に川筋を描いた)
イシ・カラ・ペッ isi-kar-pet - 鳥尾で矢羽を作る処
イシカリ isikari - 閉塞(川が屈曲していて上流の先が見えない)


…なんとなく、2番目がそれっぽくないですか!3番目も気になりますが…!
つまり、イシ(美しい)+ライ(???)で意味が通じるカタチになるのならば…!
と前述の辞書を引いたらあった。

855 ay (aye,ayehe) 1.矢(や) 2.棘(とげ) 3.禾のぎ) 4.文様のと

純然たる「ライ」ではなく「アイ」ではあるものの、これっぽい!(思い込み
ふたつをあわせれば、 Isiay。イシアイ(イシャイ)。
訛ればイシュライになるやろ。(超強引

意味としては、直訳すれば「美しい矢」。
少し付け加えて「美しい矢を放つ霊樹の双機銃」というところでしょうか!
形状的には3もありえそうです。房を鳥の尾羽に見立てることもできそうですね。
銃弾等をひっくるめて矢弾といったりもしますし、そもそも樹です。
その部分を考えれば、発射するモノを矢に喩えるのも納得な気がします。
多少強引にこじつけましたが、この双機銃の存在自体が強引ですからね。(責任放棄
そして、これにより「イシュライ=アイヌ語説」は私の中で花開きました。
イシュライがアイヌ語なら、同じシリーズの二つもアイヌ語なのではないか…!



■毒矢
ezotorikabuto.jpg


お次は、イシュライの上位品そのいち、スルクライ。
「ライ」は先ほどの調べで分かっているため、スルクがあるかどうありました。

11968 surku ①トリカブト <根を採取しクマなどを捕るときの矢毒に用いた(北海道、樺太
11969 surku ②毒 矢毒
11970 surkuay surku-ay 毒矢

…一番下、そのまんま「スルクアイ」です。
つまりは「毒矢」というわけですね!
シリーズでも、房の色はそれぞれ違います。イシュライが白色、スルクライが紫色、ホウライが水色。
トリカブトの花も紫(※上記画像参照。どちらかと言うと白寄りだけど!)ですから、ダブルミーニング的な。
トリカブトの毒で作った矢のような破壊力を持つ双機銃」という感じでしょうか。


■ほうらい?
hourainobutaman.jpg


イシュライもスルクライもばっちり訳せたやんけ!
こらホウライもアイヌ語やろ…と思っていたのですが、なんだか微妙。
「ホウ」の音にぴったりくる単語がなく、近いかなぁと思ったものが

3200 haw (所属 hawe, hawehe ) ①(人や鳥、動物の)声 ②(バイオリンなどの)音

くらい。
フオ・フォ・ハウなど、似たような音でしっくり来るものもありませんでした。
もしこのhaw+ayだとしたら、発音は別にして「声の矢」という訳になります。
数多の祝福を受けた…という点から、人々や動物たちの声を聞いたと言うことはできそう。
そこから転じて
万物の祈りの声のように鮮烈な矢を放つ双機銃」とでもいいましょうか!

…ちょっと苦しい、かもしれない。
というかこういうフレーズを考えるのはなんだか恥ずかしい。
それに、単純に「蓬莱」を思い浮かべた方が殆どだったのではないでしょうか。
私自身も、ホウライはアイヌ語ではなく、蓬莱からとっているのでは?と思います。
ここまでの内容自体が推測の域を出ませんし、ここから先もそうなのですが、
イシュライシリーズのコンセプトは「霊樹を素材とした双機銃」であるように思います。
そのように設定されていると推測した上で、の推論。

-ayで終わるアイヌ語のカタチで統一すれば収まりは良いのですが、
あくまでオラクル船団でのお話なのですから、アイヌ語に縛られる必要もまたないワケです。
かといって全く新しい名前では、シリーズモノとしては逸脱しちゃう…と考えたとき、

1.霊樹や大木として有名なモノで
2.「~ライ」という名前の存在


が、ホウライ=蓬莱だったのではないでしょうか!
蓬莱といえば、古代中国のアレであったり、竹取物語であったり。
霊樹繋がりと考えれば、竹取物語の「蓬莱の玉の枝」でしょうか。
根が銀、茎が金、実が真珠の木の枝という、成金オッサンの入れ歯みたいな風情ですけども。





■まとめ

・イシュライとスルクライはたぶんアイヌ語。
・イシュライ=美しい矢(鳥尾の矢)、スルクライ=毒矢(トリカブトの矢)。
・ホウライ=蓬莱。
・アイヌ語が使われている双機銃がある=アイヌ民族は双機銃を使っていた=アイヌ民族はガンナー。


アイヌの民は、熊を神聖視していました。
神をあらわす「カムイ」という言葉に、熊という意味が含まれているほどに。
私たちも、熊…ロックベアやログベルトに、深ーい因縁縁を持ちます。
つまり、アイヌの民こそがガンナーであり、私たちはその意思を継ぐ者であるのです。

時代を世代を、星々をすら越えて受け継がれるモノが、流れる時がある。
イシュライやスルクライは、そのことを静かに教えてくれているのです。




ホウライは知らん。
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COMMENT

納得できる考察でした!
でも冒頭画像で草不可避
どうでもいいことですけど
木材削り出しでイシュライ作るのも面白いかなーと
おんなじもの二個作るのは職人技ですけどね(白目)
2014/04/15(火) 09:31:13 |URL|じゃぬ #- [EDIT]
ホウライは仙境で霊験あらたかだから(震え声
ちなみにカルックス、ベーリロス、グラファイの市街地3兄弟は
カルックス=発泡スチロールメーカー?、グラファイ=グラスファイバーで
段々硬い素材の名前になってるみたいです。
ベーリロスだけ分かりませんでしたが・・・
2014/04/15(火) 10:21:04 |URL|5鯖ヤスミマン #- [EDIT]
っぽい
で始まって調べをつけるアクティブさ、見習いたいです
これからはベア(ゴリ)をキムンカムイとか呼びながら駆逐したいと思います
2014/04/15(火) 11:56:19 |URL|毛玉 #- [EDIT]
>>時代を世代を、星々をすら越えて受け継がれるモノが、流れる時がある。
イシュライやスルクライは、そのことを静かに教えてくれているのです。
ここまではイイハナシダナー
>>ホウライは知らん。
だいなしだよ!!
2014/04/16(水) 00:37:07 |URL|Rina@7鯖 #- [EDIT]
アイヌ民族はガンナー←決めつけワロタww
2014/04/16(水) 02:19:49 |URL|弍鯖 #- [EDIT]
ちゃんとそれっぽい由来がありそうな名称はいいですよね
マリンカシリーズは簡単でトール・(イ)フリート・シルフと
有名所まんまですが
2014/04/16(水) 03:16:44 |URL|プレアデス #- [EDIT]
いろいろな語源を調べた文章を見ると・・・勉強になるなぁ!!
イシュライ系は葉っぱが飛んで綺麗ですよね。好きなツインマシンガンです。
2014/04/16(水) 09:04:02 |URL|庄松屋 #- [EDIT]
最初の画像、違和感仕事して! 画像の人が脳内でSロールし始めました告訴も辞さない
2014/04/16(水) 14:13:32 |URL|マイペース鯖のミリー #- [EDIT]
あああーーーーーー!!
ツインマシンガンの射撃音がもうラララライッ!にしかきこえなくなってきたー!!
そのうち非公式設定集とかwiki並みの情報量になりそうですね
2014/04/17(木) 07:06:38 |URL|おとうふ #- [EDIT]
コメントありがとうございます。
◆じゃぬさん
もう少し深く被っていただいたほうがよかったかなーと思いましたが、妥協しました。
木材加工で作れる…かもしれませんね!色々と想像が膨らみます。
300万IDもあるなら木彫り職人さんもいるでしょうし大丈夫いけるいける(適当
◆5鯖ヤスミマンさん
ベーリロスはBerilos(ベリル/緑柱石のスペイン語複数形)でしょうか。
エメラルドと仮定すれば、モース硬度はガラス繊維より高いものの、割れやすいから下とか?
5分で調べたので見当違いだったらセンセンシャル!
◆毛玉さん
調べたときの「あの朧げな知識はこれだったか!」という感覚が気持ちEです。
1000匹単位で熊をお星様にしてきた古参ガンナーは凄腕のマタギといえそうですね。
◆Rina@7鯖さん
ホウライさんはオチになってもらいました(ゲス顔
これはこれで美味しいから、多少はね?
◆弍鯖さん
アイヌ=サンが登場する古事記にもそう書かれている。
つまりガンナーではないアイヌは存在しない。いいね?
◆プレアデスさん
先日から小耳に挟んでいたマリンカ系についてはこの次の記事をご参照ください。
実際のところはどうなのか、ああだこうだ考えるのも楽しいのですが、
頃合を見て「こうだったんだよーん」の資料集が出てくれたらと思っています。
◆庄松屋さん
知らないことを手探りするのも楽しいですよね。
その結果をすさまじく強引な結論にこじつけるのは十八番です!
実装当初は「かなり樹だよコレ!」状態でしたが、とても印象的だったことは覚えています。
ちょうど巫女服か何かも実装され、そのようなコーディネイトもよく見かけた印象です。
緑の葉が鮮やかで、良いエフェクトだと思います。
◆マイペース鯖のミリーさん
ガンナーなのだから当然である!!名誉毀損として逆告訴をさせてもらう!!1!
こういうフサフサなおひげメイクが単体で出たら、この方を作ってしまいそうなくらいには
お気に入りの一枚になった気がします。
◆フートさん
フォトンアーツの動きでだいぶエクササイズできそうです。
設定集、楽しみではあるのですが、いざ出版されたときに見比べられて
「ククク…こんな見当違いのことを書いてあったんやなぁ…」
なんて思われそうで今からはずかC!
でも地動説が証明されるまでは天動説だったわけで決して過ちというわけでは(略
情報量(文字数)だけは既に10万単位になっているような気がします。
2014/04/17(木) 08:21:34 |URL|松乃雪 #- [EDIT]

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