脳直でいこう!Vol.6 ~ A to Z~

2014/12/30, 10:31

■開始前にいつもの
nouchoku.jpg

レギュレーションのご案内。

1.「記事本文」の入力を開始した瞬間から30分。
2.制限時間内は書き直し・入れ替え・web検索等、何をしてもok。
3.前もって頭の中で考えておくのはok。メモを取ったりはダメ。から接だしましょう。
4.どうしても収まりきらなかった場合は「泣きの延長」を宣言して続行可。しっかり記録すること。


続き以下の段落を入力するところから30分となります。
30分になった瞬間にいったん指を止め、再思考・再構築してもオッケーです。
オーバーしちゃったものは仕方ない。その状況をなんとか手短に結論へ向かわせましょう。


---
第5回→脳直でいこう!Vol.5 ~ Beautiful Name ~
第4回→脳直でいこう!Vol.4 ~ L'homme est un roseau pensant ~
第3回→脳直でいこう!Vol.3 ~ For Whom the Pen Drives ~
第2回→脳直でいこう!Vol.2 ~ The happen ~
第1回→脳直でいこう!Vol.1 ~ Direct Attack ~

に続きましての第6弾。
今回のテーマは、「はじまりとおわり」。

12/30の9:58からはじまりです。
■A
例えば、1日のはじまりとおわり。
"時間"という尺度で考えれば、今日という日は2014/12/30の0:00にはじまりました。
2014/12/30の23:59におわります。
しかし、
"私(松乃雪)が認識する生活"という尺度では、今日という日は12/30の8:30にはじまり、
私が寝る、意識を手放す瞬間に、恐らく終わるのです。
それが、カレンダーでいう2014/12/30のうちか、12/31に入ってからかは不確か。

区切って考えれば、何事にも始まりと終わりが存在します。

例えば、PSO2。
正式サービス開始は2012/7/4。
そこからはじまったと区切ることもできるし、
いやいやユーザーが触れられるようになったクローズドβからだろうと区切れもするし、
SEGA社内でプロジェクトのGoサインが出た瞬間からともいえるし、
プロジェクトに携わる人間たちが交わった瞬間だということもできるし、
酒井Pなりが生まれた瞬間から歯車が動き出したとも考えられるし、
をどんどん詰めていけば、もうこの宇宙のはじまりがスタート地点になり、
じゃあ宇宙のはじまりってなんやねん、に行き着きます。
ビッグバン?
ヤキソバン?

…ちょっとマクロ視点になりすぎました。もう少し限定しましょう。
私、あなた、あの人。
人間のはじまりとおわりって、いつ?
生まれてから死ぬまで?
オギャーと声をあげてから?お母さんのお腹に結ばれてから?
意識を手にして覚醒している間?じゃあ寝ている間はなんなの?



■B
ヒンドゥー教に"アートマン"という観点があります。
同時に、ブラフマンと言う存在の概念もあります。
すごくざっくりといえば
 アートマン = 自我
 ブラフマン = 宇宙(世界)
であり、この二つは別物ながら同一(wikiにも梵我一如と触れられています)とされます。
それを真に理解することで悟り、永遠の至福をゲットしちゃおうぜ!というもの。
ただ、なかなかね。理解するの難しいやん。
ウチは宇宙や!いうてもピンとこーへんし、そもそも宇宙てなんやねん。
どこからどこまでが宇宙やねん。やきそばか。

で。
そういったことを理解したときに、アートマンはブラフマンと溶け合います。
それでもって至福となるのですが、じゃあ理解できなかったときはどうなるのか?

輪廻転生、です。

理解できなかったら、
「あれれーちょっと難しかったかなー?」といわれ、
「じゃあもう一回頑張ってみてねー」となって、
「はーいわかりましたー」となります。
その時、自我は連続しているのです。

死んでも、おわらなかった。
続いてしまいました。
これは、視点を引いてみれば、
後ろはどこどこまでも繋がっていて、
前は果てしなく遥かまで続いている。
私、あなた、あの人をそれぞれ貫く、大きな流れのようなもの…と私は考えています。
今この2014/12/30の10:16時点で「私、あなた、あの人」ですが
1000/2/11でも「私、あなた、あの人」であり、
194586/5/9でも「私、あなた、あの人」になります。
誰かがちゃんと悟れてブラフマンと溶け合っちゃえば、3人ではなくなりますけども。
…というところでコレ、どうやって区切りましょうね?はちょっと後に回して。


仏教にも輪廻転生という概念はあります。
…が、矛盾とまではいえませんが、いささか別物なのです。
ヒンドゥーの考える輪廻転生が寿司としたら、仏教のはカリフォルニアロールみたいな。
なんせ仏教は「自我ってのは仮初の存在やねん(五蘊仮和合)」ですから。
我を捨てるために修行とかするわけですから。仏教的悟りは、無我の境地、なのです。
ざっくりいえば、ぽっくり逝った時に輪廻すべき自我が存在しない、という考え方。

じゃあなんで、食い違う概念が存在してんの?というと、
仏教はヒンドゥー教より後に成立した宗教・価値観です。
ヒンドゥー教の教えのイイトコ取りをして支持拡大を目論んだ的なアレです。
逆にヒンドゥーも「釈迦ってアヴァターラなんやで」とやり返していたり…
…それはおいといて。戻りましょう。
あんまりざっくりすぎると仏教の方から怒られてしまいそうですし。



■Z
どこをはじまりとし、おわりとするか。
自分、自我という視点で捉えたとき、
ヒンドゥー教においては、肉体が潰えたとき、死ですら終わりではありません。
それを超越して連続していく。
ブラフマン=宇宙と同一である、と唱える時点でそういう次元ではないですけどもネ。

私達が認識する世界、定義した枠組みは、
あくまで私達が認識しうる枠組みだけで有効な道具です。
質量保存の法則も、万有引力の法則も、等価交換の法則も、うえきの法則も。
"人間"という視点で考えれば大切なそれらも、
"人間と呼ばれる入れ物に入っている自我"という視点で考えれば、
案外役に立たなかったりするような気がします。

まだ、私自身、私がどこではじまって、どこでおわるのか、答えは全く出ていません。
出ていないからこそ、
なるべく最小単位である私自身、個、自我でもって
可能な限りの事柄に触れていきたいなぁと思っています。
他者どうこうを考えながらでは、鈍ってしまいそうです。
それに、下手に考えずとも、正しく触れているのなら、そう過ちは起こりません。
…巻き込まれるのは別ですけども。


■この記事はおしまいだけれど
といったところで30分。
なんだこの途切れ方は!とお思いのあなた。
記事のおわりがお話のおわりではないのです。
これは連綿と積み重ねられ、これからもまだまだ続くモノの一部。

答えばかりを求めて、そう焦らずに。
すべてを飲み込む遠回りも乙なものだと思いますよ。
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COMMENT

こんちは。
ほんとに記事にしてくれたw
人間は脳で認識できる範囲が科学の限界で、認識を超えたものは人間に理解できないので道具を利用し、その道具を作ったことで科学は発展して人間の認識できる範囲が増え・・・という感じでぐるぐるやってますよね。
でもこれでは、FS作家さんの言葉で言うと「まだ人類は線形を脱してない」というやつでしょうか。
人間が線形を脱するまえに滅びなければ、輪廻転生も観測できるかもしれませんねw
あれだけ夜中話して、科学が、宗教観は、個は、のうちらの話がまだ平行線っぽいのは・・・それはそれで面白いね!
2014/12/30(火) 10:52:35 |URL|庄松屋 #- [EDIT]
◆庄松屋さん
昨夜はうまく話がまとまらず、こちらで!と思ったら余計に大風呂敷が…!
しかし、納得できる理解や結論が出る前に、簡単な言葉にしてはもったいなくもあります。
松さんは、社会学者マーティン・マクルーハンをご存知ですか?
欧米の表現者…それこそSF作家などの思考や表現、その源流に大きな影響を与えた人物です。
すさまじくざっくり1行紹介すれば「文字の獲得によって人間は線形思考に陥った」と主張しました。
しかし現在は状況が変わり、文字が内包していた世界は拡張され、
文字が生まれる前の感覚的・情感的なモノに変容しだしている…というような話です。
余りにも対象が大きすぎて、どこで交わるのか、交われるのかも今は不透明です!
ですが、それぞれが走り続けた帰結として、どこかでばったり出会えたとすれば、
きっとその偶然は必然であり、その瞬間に「束」に変化があるのではと考えます。
その求め方もまた解釈ではあると考えますが、それはまた次の機会に!
2014/12/30(火) 20:19:24 |URL|松乃雪 #- [EDIT]
ありがとございます。
リクエストして済みません。
しかし、本音はやっぱり、
ありがとございます。
年の瀬に色々と考えさせられる内容でした。
長々と書くのはアレなので最後に一言。
良い年を!!
2014/12/31(水) 15:29:10 |URL|白頭 #- [EDIT]
◆白頭さん
上のコメント返信からもお察し頂けるかもしれませんが、
ゲーム内で行った会話の残り香的な内容でございました!
が、これをタネにまた色々と広げられそうです。
そちらもほんのり期待したりしなかったりくらいでお楽しみくださいませ!
2015/01/07(水) 02:34:15 |URL|松乃雪 #- [EDIT]

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