好客不変店、好店不変客。

2015/02/28, 09:00

■ことわざ
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好い客は店を変えず、
好い店は客を変えず。



前段。
店を変えないというのは、通い続けるという意味ではなく。
店の在り方を変えずに、その存在に馴染む、溶け込む。
過剰な要求をせず、過分な謙遜もしないこと。
口に出すのはもちろん、言外にも。
それが好い客。

後段。
客を変えないというのは、ターゲット的な意味で。
奇をてらうばかり、目新しさを求めるばかりでは立ちいかない。
それ即ち、変えないもの、変わらないものを持つということ。
客の顔色を窺うのではなく、店が店であるための何かを示し続けられること。
それが好い店。
■ほりさげ
もう少し詳しくいきましょう。好い客は店を変えず。
では、店の意向すべてに唯々諾々としていればいい客か?
そう。まずはそう。
「なされるがまま」から得られる情報こそ、何より得難いモノ。
メニューにかかれたマルの数より、
ガイドブックにかかれたホシの数より、
ずっと大切な「あるがまま」の店の姿。

ふっかけよう、ぼったくろうとしているのか、
もてなそう、楽しませようとしているのか。

まずはそれを体験してから、ひいきのお店にするかを決めれば良い。


好い店は客を変えず。
その店を貫く、見えない一本の柱とでもいうべきものを持つこと。
好い客はそれに気付く。その出会いをこそ大切に。
サービスをしたつもりで悦に入ってはいけない。
多くの来客こそが名店ではないこと、努々忘れてはならない。


しかし、
変化自体を恐れてもいけない。
守るべきモノは堅持したうえで、次なる段階へ進むことは重要。
その時に、忘れていけないものがいくつかある、というだけ。

くわえて、好い客がすべて良いわけでもなく、
好い店がすべて良いものでないことも、理解していなければならない。
何にとって、誰にとって、どれにとって好くあろうとしているのか?
自分は自分、相手は相手、お店はお店。
それぞれが考えを察し、聞き、知ることがコミュニケーション。
それぞれが考えを表現し、教え、伝えることがコミュニケーション。

客が店を育てるように、店が客を歩ませる。



■いろいろ
客と、店…を別のものに置き換えれば、様々に応用ができますね。

ユーザーと、PSO2。
メンバーと、チーム。
閲覧者と、ブログ。

好い客であれ、好い店であれ、と言う気はサラサラありません。
それぞれの幸せ、楽しみを追求していけばいい。
…大声で騒いで迷惑になったり、とんでもねぇ創作料理を出したりしない程度に。

さて、余り語り過ぎても品の無いお話です。
これにてぶったぎり。
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